台風17号で瓦の被害があった湖西市白須賀のお客様で離れの築38年の瓦屋根が飛散したため、修理を行いました。
母屋の瓦補強工事のついでに建物の屋根の点検を行ったところ、下から全く見えなかった部分がこんな状態になっていました。
瓦を部分的に取外してみると、土がずいぶん風化しているため瓦が強風に耐えられなかったようです。
部分的な修理で既存の瓦を使用しました。瓦の精度が良くないので、現在主流の釘留め工法は不可能でしたので土葺き工法で修復しました。
この離れの瓦が飛散してお隣の軒瓦を直撃、破損していました。
お隣の軒瓦もお客様が負担して修理しました。(このお隣の瓦屋根は20年ほど前に私どもが工事しているため、軒瓦の取替えはスムーズに行えました)
どうしても住宅が密集している地域では強風で飛散すると、いろいろな被害がでてしまいます。
屋根、外壁、カーポート、テラス屋根は時々点検することをおすすめしています。