今日は一番大切な工事(工事業者の腕を問われる工事)の棟瓦の工事を行いました。今日は天気もよくGWの始まりですので車の行き来が多いですね。
従来の棟瓦はワラと土を練りこんだ練り土とよばれるもので瓦を工事するのが標準的な工事でしたが、私どもは阪神大震災以降 土と石灰、撥水材等練り合わせたもの(南蛮しっくい)を使うようにしています。15年ほど前は南蛮しっくいで棟を工事する業者はほとんどいませんでしたが、東海地震の震源に近い静岡県に住んでいることを考えれば新しい工法に切り替えることは必要なことです。
南蛮しっくい(白色、黒色)ですが、従来の土に比べ耐久性があります。その南蛮しっくいで下の棟瓦を積んでいくのですが、棟瓦に一枚一枚ホルマル銅線を取付ていきます。この銅線で瓦と瓦を結ぶため、落下することがほとんど無くなります。(棟瓦って割って使うんです)
いよいよ完成しました。このあと屋根の掃除、雨とい、庭など掃除をしました。
お客様には10時、3時のお茶菓子をいただきましてありがとうございました、また帰りにお礼の言葉もいただきまして、ありがとうございます。