昨日の作業の続きです。
屋根土のアップ画像です。土に粘りがなく、握ってみるとサラサラな状態になり瓦を固定する保持力が無くなっている証拠です。このような状態は落下の危険が生じます。
屋根瓦が載っていた野地板の状態です。留め釘がほとんど錆びて折れている状態でした。
屋根の土埃を落とし、掃除しています。やっぱり 遣りっ放しは気分が良くないですからね。
腐食した垂木を取り外し、他の垂木を150mmの鉄釘で打ち増しするために、垂木が割れないように下穴を開ける作業をしています。
この釘打ちしている垂木は新たに入れ替えした桧の垂木で、他の垂木と色あわせのため着色を前もって塗装しました。
お客様の縁側は土間になっており、化粧野地板の張替えを行いました。(工事前)
この化粧野地板は天竜杉を使用し、相尺加工、かんな仕上げを自社加工しました。この野地板を作るため倉庫に3ヶ月ほど前から乾燥させました。